文化財建造物木工技能者研修の一環として実施するもので、文化財建造物(国宝・重要文化財。以下同じ)修理に従事する建造物木工技能者に対して、講義、実習及び試験等を行い、文化財保存に必要な知識及び技能の習得、資質の向上を図り、伝統的木工技術の保存に資する。
公益財団法人文化財建造物保存技術協会
前・後期の2期にわたり実施する。原則として1期は5日間とする。
原則として大規模あるいは特殊な修理工事現場で実施する。
原則、満43歳未満の木工技能者で、下記の2項目のいずれかに該当する者。
研修の全課程を修了し、修了試験に合格した者には、同研修の修了証を交付する。
また、認定審査に合格した者には別に定める認定規定により、公益財団法人文化財建造物保存技術協会による「文化財建造物木工技能者」としての認定書の交付を受けることが出来る。