お知らせ 2015.12.18
第3回シンポジウム『木造建造物保存修理技術の特色』が、平成27年11月14日(土)に東京国際交流館プラザ平成で開催されました。
当日は約200名の参加者があり、「木造建造物保存修理技術の特色」について5名の発表者から精力的な発表及び発表者等による熱心な討議が行われました。
本シンポジウムは、第1回に「保存修理の理念とあり方」、第2回に「文化財建造物修理の新たなる展開-近代化遺産の保存修理」、そして今回の「木造建造物保存修理技術の特色」と、文化財建造物の保存修理に係る課題を3年計画で順次取り上げ、実施してきました。
今回をもって、当協会主催のシンポジウムは終了しますが、3回のシンポジウムを通じて延べ約800人の方々が参加され、「なぜ保存修理を行うのか」、「どのような修理を行うのか」、さらに「活用との調和をどのように求めるのか」など改めて文化財建造物保存修理の意義を深めるとともに、今日的課題を整理・共有することでき、今後の事業の充実・発展に寄与できたのではないかと考えています。
講演や発表、その他のご協力をいただいた皆様に、この場をお借りしてお礼申し上げます。
理事長の挨拶
会場の風景
発表者の講演
発表者等の討議