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竣工社殿全景
〈本殿〉
永和3年(1377)、永享11年(1439)、寛政6年(1465)、
永正12年(1515)、明暦2年(1656)、正徳4年(1714)、
天保4年(1833)、明治14年(1882)、大正3年(1914)、
大正5年(1916)、大正10年(1921)、昭和10年(1935)、
昭和47年(1972)
〈摂社春日社本殿・摂社天神社本殿〉
天保4年(1833)、明治14年(1882)、大正3年(1914)、
大正10年(1921)、昭和28年(1953)、昭和47年(1972)
平成15年2月〜平成17年2月
〈本 殿:屋根葺替、塗装修理〉
桧皮葺屋根は、下軒付から積み直して平葺を全面葺替し、箱棟は銅板包を葺直した。外部の塗装は彩色の調査を行ったが、現状のまま塗り替えた。また、外部錺金具は一旦取り外して補修して取り付けた。その他、外部漆喰上塗替を行い、西面脇障子板絵は、羽目板上に養生用板を取付け、彩色等を行った。
〈摂社春日社本殿:解体修理〉
〈摂社天神社本殿:解体修理〉
両摂社のうち、天神社は文明12年の棟札が発見され、同本殿の建立年代が明らかになったものの、当初の姿は判明しなかった。両摂社とも屋根の棟形式を樋棟形式に整備し、妻飾懸魚に六葉を復旧整備した。木部は、腐朽・破損部を繕い修理し、破損の著しいものは取替えた。また、小屋内部は補強のため筋違を挿入した。屋根は檜皮葺とし、箱棟を銅板包とした。
〈本殿〉
木造/桁行三間、梁間二間、一重、入母屋造、
正面千鳥破風付、向拝三間、軒唐破風付、檜皮葺
〈摂社春日社本殿・摂社天神社本殿〉
木造/二間社流見世棚造、檜皮葺
(財)文化財建造物保存技術協会編
『重要文化財錦織神社本殿他二棟保存修理工事報告書』
錦織神社、H17.2